思考のプロセス

2013年11月27日
ギタクシア派の調査と陰謀団式療法のシナジーは素晴らしい。ギタはデッキの枚数を擬似的に56枚にできるし、技量や情報がない場合にもセラピーを確実にヒットすることができる。

仮に、セットで引けなくても強迫との組み合わせでより確実にセラピーを有用的に使える。

しかし、思考のプロセスという点ではどうだろうか。以前、ごさくさんに燃え立つ願いを使わない理由を思考のプロセスが増えるからという返答を貰った。

ギタセラの弱点は渦巻く知識だ。ギタで得た情報に三枚の知らないカードが追加され、かつこちらの技量が問われ考えなければいけないことは増える。

このターンに勝ちにいくかどうかで今手札にあったら困るカードを指定すればいいというのはいくらか短絡的だ。仮にもう一枚のブレストがありそれで相手がトップに隠したカウンターを引き戻せる状況なんてよくある。ここで、ブレストを指定するのか、もしくは引きます方法が独楽だったりするならばより事態は最悪ただ。相手はトップに狼狽の嵐やFowを積んだ上であとは引かないようにマナベースを延ばしていくのが勝ち筋になっていく。

また情報が無い場合に置いても時に相手の対策はこちらの想像力を越えたものだったりすると尚最悪だ。この場合カウンターフラックスや白鳥の歌があげられる。

これは実際にあったことだが、先日WLCでレガシーを殆どプレイされてないかたと当たった際決めにいくターンにセラピーをプレイした。相手の手札は二枚。デッキはトリコミラクル、そして一戦目に二枚の対抗呪文を見ている。

ここで仮に最悪なパターンを考える。土地は二枚以上、確か五枚だった。fowとカンスペの組み合わせがどちらも機能しうるカウンターだがマナを払ってはどちはかしかプレイできない。かといってfowをコールしようがカンスペは残る。幸いなことに手札にグリムがあり触手を引っ張ってくることはでき、相手にカウンターを使わせられればストームは足りる。

ここで問題はグリムが通るか否かであり、かつダクリも複数枚あったため初段のマナ加速は恐らくは通る。

一体何をコールすれば勝てるのだろうか。相手にカウンターを引き出せつつグリムチューターも通さなければならない。

ここで大分時間をかけたのもあり思考放棄しセラピーをとりあえずプレイして相手の反応を見て立ち位置をも確認しようとセラピーをプレイ。

ここに相手が白鳥の歌を合わせてきた。幸いにトークンが得られセラピーをFB、これに対してカウンターのをプレイされる。これは明確に相手のミスプレイてま勝ちを拾えたのだが仮にこれをスルーされてたら確実に俺は対抗呪文をコールしていただろう。5マナの内内、1マナ相手がハンデスに対してカウンターしてくる状況は 三マナ以下でプレイできる確定カウンターを守るためなのは明らかである。否認や被覆の可能性は考えないようにし、恐らくANT相手に対抗呪文を減らすことはあるまいとの考えによるものだ。fowは既に素打ちできない状況なゆえ、かつ予想外にストームを2引き出せたことにより勝ちへの道筋ははっきり見えてきた。仮に対抗呪文であろうと先にグリムをプレイして触手にアクセスできたならば仮に1消されても足りる。そう考えたからだ。

しかし、相手が握っていたのはカウンターフラックスだった。素触手も効かない厄介なスペルのうえ、想像の範囲外だった。

偶々、セラピーFBに合わせられたので相手のハンドは空になり勝てたが、セラピーには往々にしてこのような場面にぶち当たる。

つまり、何が言いたいかって思考のプロセスを広げすぎると逆に勝てない場面が増えるのではないかということである。

決してセラピーが弱いと言うのではなく、非常に難しくそのことによって負けるマッチがあるなら思考のプロセスを狭められる思考囲いは優秀よね、ってだけ。

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